コアウェブバイタルの1つCLS(Comulative Layout Shift)の設定方法
日々、SEOの改善に取り組んでおられる諸兄達は、CLSを気にされていることと思います。
PageSpeed Insightsのスコアに四苦八苦されていることでしょう。
そんなPageSpeed Insightsの中で、以下のような指摘を受けていませんか?
このように書かれていると、imgタグにwidthとheightを設定しなければいけないと思ってしまいがちですが・・・
ちょっと待ってください!
このレスポンシブ対応が当たり前の時代に「widthとheightを設定しろ!」なんて言われるだろうか・・・?
調べてみた!
CLSのスコア上昇にwidthとheight指定が必要なのか?
PageSpeed Insightsの「画像要素でwidthとheightが明示的に指定されていない」を開くと、そこにはリンクがあります。
こいつを開いてみよう
そうすると「CLSの一般的な原因」 > 「サイズが指定されていない画像」との見出し記載があります。
そこには以下のように記述されているんです。
画像要素と動画要素には、必ず
https://web.dev/articles/optimize-cls?utm_source=lighthouse&utm_medium=lr&hl=ja#images_without_dimensionswidth
とheight
のサイズ属性を含めます。
または、CSSaspect-ratio
などを使用して必要なスペースを予約します。
このアプローチにより、画像の読み込み中にブラウザはドキュメント内に適切な量のスペースを割り当てることができます。
PageSpeed Insightsの指示通り、widthとheightを指定しろと書いてあるんですが、その下に「または、CSS aspect-ratio
などを使用して必要なスペースを予約」との記載があります。
「または」なのでaspect-ratioでアスペクト比を指定しておけば、imgタグにwidthとheightの記載をしなくても良いということが言えると思います。
まとめ
指示されていることが全てじゃなくて、本当にそれは必要なニーズを満たしているのか、要点は何なのかを捉えることで、本当に守るべきことは見えてくる!
もしお困りごとがありましたら、お問い合わせフォームよりご相談ください。